「試薬・工業薬品から廃棄物処理まで、安全・安心を届けています」
試薬とは?
「試薬」とは、化学分析や研究・実験で反応を起こさせたり、物質を検出・定量するために用いられる化学薬品のことです。医薬品のように人へ投与するものではなく、検査や試験に使われる点が大きな違いです。
特徴
・規格:日本工業規格(JIS)では「試薬特級」「試薬一級」などの等級があり、純度や用途に応じて区分されます。
・少量多品種:工業薬品と違い、研究や検査に合わせて多様な種類が少量ずつ生産されます。
・高純度:副作用や誤反応を避けるため、医薬品以上に純度が重視される場合もあります。
・弊社では自社製品だけでなく様々なメーカー様の試薬をお客様のご要望に沿って安定的に供給しております。
工業薬品とは?
「工業薬品」とは、工業用途で使われる化学物質の総称です。日常生活の医薬品や食品用の化学物質とは異なり、製造プロセスや工業製品の生産に必要な化学物質を指します。
特徴
・工業用途:製造プロセスや工業製品の生産に使用され、生産効率やコストを考えて、大量に使われることが一般的。
・化学的に多様:酸・アルカリ・溶剤・触媒・安定剤など、化学的性質がさまざまです。
・高反応性・高濃度のものが多い:強酸や強アルカリ、可燃性溶剤など、取扱いに注意が必要です。
・産業によって専用性が高い:半導体、電子材料、水処理、染料など、分野ごとに特化した薬品が存在します。
・環境への配慮が必要:廃液や排ガスの処理など、環境負荷低減の対策が重要です。
理化学機器とは?
「理化学機器」とは、科学実験や工業試験、研究開発などで使用される機器や装置の総称です。化学、物理、生物などの分野で物質の測定・分析・加工・実験を行うために使われます。
特徴
・精密な測定や操作が可能:物質の量や性質を正確に測定したり、反応を制御したりできます。
・研究・開発・教育用途:大学や研究所、企業の研究開発部門、工場の品質管理などで使われます。
・安全性や規格に配慮:薬品や高温・高圧を扱う場合が多く、安全装置や規格に従って設計されています。
産業廃棄物の収集運搬業とは?
「産業廃棄物収集運搬業」とは、事業活動によって生じた産業廃棄物を収集・運搬することを業として行う事業のことです。法律上は、一般廃棄物(家庭ゴミなど)ではなく、企業や工場などから出る廃棄物を扱う業務です。
特徴
・目的:産業廃棄物を適正に処理場まで運搬し、環境汚染や不法投棄を防ぎます。
・廃棄物:事業所や工場から排出される廃棄物を引き取ります。
・廃棄物の種類:廃油、廃酸、廃プラスチック、金属くずなど、多岐に渡ります。